娘よ!行け!
慌てている。
娘は、相変わらずなのに、私が慌てている。
高校二年生になっての、個人面談。
てっきり、三者面談だと思って、行ったら
あれ?
二者だったんだってぇ~
三者面談になった。(笑)
成績や生活態度の話から
進路の話になった。
まだ、理系か文系か、でも揺れる生徒はいるらしい。
我が家は、家族が二人きりだから、話す相手はお互いしかないので、進路についても割と話す方みたい。
今の時点で、成績はともかく、日常会話の中で、娘の進路については、ほぼ固まっている。
担任は、今までの経験からか「まだ志望は変わるもの」と考えていたらしい。
そこに、「志望はたぶん、変わりません。大学も、終業式を終えたその足で、長崎まで見に行きました。第一志望は○○大です。」と言ったものだから、びっくりしていた。
ちょ、ちょっと待ってください。男子でも、特に女子は、地方へ出したがらないご家庭が多いのですが、いいんですか?」
「はい。海外はちょっと困りますが、国内であれば、構いません。北でも南でも、本人の希望であれば出します。」
「ええー!」
そ、そんなに驚く?(笑)
その後、先生
「それは、いい!よかったな!」と娘に声を掛けるも、娘は
「はあ」←普通だと思っている(´-ω-`)
今まで、勿論、親としては、「この位は」という希望はあったし、娘にもハッキリ伝えている。だが、基本は「自分で選ぶ」のが我が家の方針なのだ。
地域を限定しない、というのは、こちらが思っているより、学校選びが広がるようだ。
うちの場合、経済的に、国公立であるか、私立でも奨学金制度が充実していないと厳しい。
自分で選ぶ、は、完全な自由ではない。
なにより、「ここなら受かる」という選択を私が許さないことを、娘は知っている。
自分で選ぶは、「自分のやりたいことがあり、だから行きたい」という地盤がなければならない。
可能性に、遠慮してはいけない。
若さは、可能性の塊だ。
娘よ!行け!