明日のほうが きっとしあわせ

昨日より今日、今日より明日。子育て、進学、カトリック生活、仕事、趣味……。

友達

娘が、ようやく一年遅れで大学合格を果たした。

娘の場合、私立なら一次が筆記、通過出来れば二次で面接(小論文がある場合もある)で、国公立なら、一日目が筆記、二日目が面接。

娘が進むことになった大学は、国立なので、二日連続の日程だった

一日目に筆記試験を終えた後、アンケートというか志願理由書のようなものを、一定の時間に書く。

勿論、試験日程に書いてあるから、ある程度の質問を想定して準備するわけだ。

当日、高校でよかったこと、という設問があり、娘は

「部活で、一生付き合える友達に出会ったこと」と書いたという。

実際、高校在学中は、モダンジャズ研究部に所属して、「リズム隊」と自分たちを位置付けして、ドラム、ベース、ギターなど、ジャズ演奏の土台で活躍した5人は、部活引退後も、よい距離感を保ちながら、それぞれ自分の進路に向けて勉強していた。

5人のうち、2人は現役で大学に進み、浪人した3人も、もう一年を、付かず離れず、時々全員は無理でも、集まったりネットを通じて話をしたりしていた。

高校は8クラスあったから、300人以上の同級生がいたとはいえ、互いに一生付き合えると思える友人を得たのは、なんと幸せなのだろう

しかも、文系、理系は知っていても、誰がどこを目指していたのかも、結果が出るまで知らなかった、というのだから、大人というか、互いの人生を説明なしに信じている。

これから先、それぞれが違う分野で学びながら、まるで同じ教室にいるかのように、また、集まって語り合うのだろう。