浴衣と花火
我が家は、和服も和食もだいすき
ベッドだし、ダイニングテーブルだし、オール和式とは行かないけれど
娘は大学での部活を迷った末に、邦楽部に入り、筝を弾いている
小さな時から筝に触れていたのが幸いというか、あっという間に私より腕をあげたのに
中学では合唱を、高校ではジャズでギターやベースを弾いていたし
受験や師匠が闘病の末に亡くなった為、しばらく弾く機会がなかった
だから、娘が邦楽部に入ろうかな、と連絡してきた時は、驚いたけど、嬉しくもあった
さて、入部して3ヵ月
夜市なる、街をあげての、いくつもの商店街を中心のお祭り
大学に教えにきてくださってる先生のブースで、邦楽部も弾くという
必要ないと言っていたのに、浴衣着るんだって!と慌てた様子で連絡がきた(笑)
でしょうねぇ(笑)
LINEで、我が家の浴衣を送ってみせて、どれにするか相談
私が娘くらいの頃に祖母に貰った浴衣になった
荷物には、浴衣、帯、伊達締め、紐、下着、下駄を入れ、まだまだ片付け途中の書棚から、浴衣の着方と畳み方が載っている古いテキストも入れた
隙間には、お煎餅とかレトルト食品を詰めて
現代柄の浴衣を着た先輩達を見て、はじめは華やかだなあ、いいなあ、と思ったらしい娘
いざ、着付けて並び、演奏する娘は、昔ながらの浴衣に桜いろの帯をつけ、さわやかに、なかなか目立って(笑)
この浴衣でよかった!と写真を送ってくれた
帰省したら、違う浴衣を着付けてあげよう
きっと、今の住まいなら、花火がみえるから