自分にも覚えがある。
いつも、イライラしていて、文句が多かった。
10代の頃は、進路や同級生に腹がたった。
しかも、親にがんじがらめにされていた。
就職しても、結婚して家をでても、満たされることはなかった。
いつも、誰かの支配下にいて、浮かび上がりたいのに、地面に叩きつけられているような気持ちから抜け出せなかった。
いまも、腹がたつことはあるわけだけど(笑)
子どもが生まれて、ほどなく、ひとりで育てることになり
夢中で走り続けて
腹がたっても、早く抜け出せるようになった。
そうしないと、生活がまわらないし
娘の幸せしか、眼中になかったから。
だから、むしろ、周りの方々が、私に腹をたてていたかもしれない。
最近、よかれと思っていろいろ相談にものったし、愚痴もきいていた(つもり)方から
それはそれは長文のお怒りメールをいただいた。
返信しないことも考えたけど、散々考えて考えて
不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした
とだけ返したら
翌日
「私が嫌なことをわざわざ知らせてきて
略
不愉快というより、不可解です。
仕事でもないのに」
はあ、、、
私の知人をあまりにも口汚く罵るから、そこは誤解ではないですか?私や友人は親切にしていただきました、と言ったのが、火をつけたのでしょう
私も、あなたの機嫌をとる為に生きているわけではない
と、喉まででかかったけど(というか、文が浮かんだけど)
この怒りの状態に、これ以上、いくら言葉を重ねても、それこそ不可解だろうと
それきり返信はしていない
私もうかつだった
手をひくタイミングはあったし、いつか怒りの矛先がこちらに来ると予想はできたのに
つい、浪人中の息子さんが気がかりで、つきあってしまったのだから
私も怒りに怒っていた時期に覚えがある、、、
でも、ここまで暴れた覚えはないなあ(たぶん)
(息子さんの受験が終わり)
怒りのマグマがおさまって、溶岩が冷えた頃、彼女が何を思うのか
そこに私はいないし、彼女の思いも、息子さんの進路も、聞く必要はない