80歳からの
作品を愛読しているわけじゃないし、彼の音楽も特に、、、というと、ファンには怒られそうだが
大好きなパリの町並みや、プロのような料理は、とにかく美しいし
日記には、子育ての共感があふれている
さて、歳も近いから、家事と仕事と、まあいろいろ疲れてるのも納得で
そこも共感だ(笑)
先日、辻さんのイタリア系のお友達の話を読んだ
正確に言えば、お友達のパパの話だ
80で、夢だったワイナリーを始めたという
その中の一本を、イタリアに帰省する前にお友達が届けてくれたんだって
日記を読んでいると、辻仁成さんは、そろそろフランスの田舎に隠居の計画をしたいと思っている様子だった
男手ひとつで育てた息子さんも、大学に進む準備に入り、巣立ちはもうすぐだという雰囲気
そこに、80歳で閉じていたワイナリーを買い取り復活させた話をきいて
「まじか!」「まじか!」って(笑)
まあ、居合わせたら、アタシも叫んだわね
「まじか!」って
辻仁成さんにはあっても、私にはないのが財力なんだけども
お金がなくても、やれることはあるよね
元気に生きてたら
80まで、あと20年はある
そして、20年後には、娘も自分の夢を叶えて生きているはずだ
新しい家族を得ているかもしれない
コロナで下を向くばかりのこの頃
いますぐにじゃなくてもいいんだ、と思ったら、ほんの少し、気持ちがゆったりした
80ではじめる何か
「ええー、お母さん、そんなこと考えてたの?」
子どもに「まじか!」って、言わせる80歳って、かっこいいじゃーん!