開けても閉めても
在宅勤務になる前、お昼休みに外食してきた同僚がいうには、お店は、ひとりひとりの席を離していたけど、さほど待たずに入れたとのこと。
いつも行列している和食屋さんも、居酒屋ランチの丼ものも、空いてるみたい。
お客様は減っている。でも営業している店がほとんどのようだ。
私は、お昼に食べ過ぎて眠くなるのがいやだから、小さいお弁当を持参するようになって久しい。自分で作ると、蓋を開けても、ウキウキはないし、たまに失敗した料理の責任とったり(笑)
知り合いに素敵なカフェを女手ひとつで切り盛りしてるマダムがいる。
コロナでどうしたものかと思っていたけど、お客様がひとりでもいるなら、と店を開けている。カフェは自粛要請に入らなかったしね。
もし、徒歩で行けるなら、美味しい珈琲も飲みたい。いろいろ悩んだ結果、名物のタコライスは、容器持ち込みならテイクアウト出来るというから、利用するのだけど。
居酒屋さんも、夜8時までの営業となると、まさにこれから、という時間に店を閉めなくてはならない。
土曜日、近所の商店街の肉屋に買い物に行った。明日も商店街は休みだし、結構買い物客がいた。
居酒屋さんは、店内の椅子を外に出して積み上げていた。嫌でも数人しか座れない形にしてランチ営業だ。
タピオカやさんは、お休みみたい。今日だけかな。
あれ?美容室の前に「マスク600円」の文字。どうやら素人が、商魂逞しく作っているらしい。どこかの小学生か中学生が、手作りマスクを寄付した話を思い出し、なにより置いてある見本は、とても600円の出来ではなかった。
まあ、気持ちはわかる。買わないけど。
一ヶ月の自粛、思っていたより長い。
開けるも閉めるも、正解なんてない。