学校選び
義務教育は勿論、高校あたりまでは、地元の学校に通うのが普通だった昭和の時代から、平成を経て、子供の数は減り、子供にかける期待は大きくなり、今は、学校は随分選べるようになっている。
我が家のように、経済的に余裕がない中でも、選ぶ余地はあるわけで、出来れば評判がよく、自分の理想に近い学校に通わせたいのは親心である。
我が家の娘は、運よく本人念願の制服がある小学校にご縁があって、附属中学にあがり、受験をどうにか潜り抜けて、附属高校まであがってきた。
前にも書いたが「アタシが決めていいんだよね」と、娘は言ったし、「あなたの人生はあなたのもの」主義の私は、「お母さんにも、ある程度の希望があるので、それも考慮して選んでもらうけど、最終的な決定権はあなたにありますよ」と言ってきた。
ただ、こちらが「決めた」「選んだ」と言っても、あちらが「決めてくれる」か、「選んでくれる」かは、別の問題となる。
受験はミズモノであるから、絶対 はない。
判定がAだろうが、Dだろうが、思わぬどんでん返しがあるわけで。
すでに、進学先が決まった人もいるだろうけれど、だいたいは、これから。
娘の中学の時の先生のひとりがおっしゃっていた。
みんながみんな第一志望校におさまることは残念ながら難しい。でも、毎年、第二、第三の志望校に進んでも、しばらくすると「楽しい」「よかった」「頑張っている」との知らせが届き、その後、志望の大学で活躍している知らせもくる。だから、自信を持って進んで行ってほしい。
我が家の娘は、本人の希望が割と通ってきたパターンである。
だから、説得力に欠けるかもしれないけど、、、
たとえ第二だって第三だって、自分が選び、学校側も「ようこそ!」と言ってくれる道を喜んで進むのは、悪くないと思うんだ。
なにはともあれ、受験生、ファイト!