針仕事
私は家庭の中の仕事では、針仕事が一番好き。
だけど、最近、なにかとあわてていて、途中の針仕事が散らばっている。
もっとも、もともと、編み物、縫い物、同時に幾つも掛け持ちしながら、最後はバタバタと次々仕上げるタイプなのだが、最近のバタバタ具合は、今までのそれとちょっと違う。
娘が小さい時は、仕事の初めと終わりに針の数も数えていたのに、最近は、あっちの針山、こっちの布、裁縫箱の中、、、
もはや、訳がわからない状態で、ある日、あれ?ここに刺して置かなかったかしらと、青くなる。
実は、昨日から、燕の羽を刺繍していたグレーの刺繍糸が一束ない。まるまる一束ないなんて、、、。近い色のグレーはあっても、ピタリとあうグレーがないということは、使いかけが束ごとないこと確定なのだ。
あり得ない( TДT)
針仕事の手を、一度休め、糸を整理しなおし、針の数を、きっちりしよう。
これから、娘は一年以上、大学受験まで勉強漬けだ。塾に通って帰りが遅いか、自分の部屋に籠るようになる。
私の「音のしない」針仕事をしながら過ごす時間は増える。