傷心
娘の誕生日を半月近く過ぎた頃、父親から「忙しくて失念した。今から何がしたい。娘は傷ついていないか。」
と連絡がきた。
忙しくて?それで半月も?
忙しいと言うのは言い訳だよね。だって、一言、おめでとう、改めて連絡するよとメールひとつでよいのだから。
傷ついてるか?
それは、娘(と私)に随分な言葉だ。
いろいろな意味で、娘と私の存在を否定して傷つけておきながら、今さら。
そして、また、何の連絡もない。
もう、諦めた、といいつつ、私達は、やはり、なにかある度に傷つく。
こんなことを言ってはなんだが
彼が、食べて飲んで仕事して、日々をまともに過ごしていること事態、「なんで平気でいるのか」とイラつくことすらある。
自分ひとりが忙しい、自分にしか出来ない仕事をしている
人を傷つけても、許される忙しさなど、あるのだろうか。