こどもに教えられる
パパさま、フランシスコ教皇が来日することになり、いよいよ、日本でのミサへの申し込みが始まった。
長崎、東京、2ヶ所に1回ずつ申し込みが出来る。
私にとって、今や愛してやまない街、長崎でのミサは、なんとも魅力的。パパさまのミサには、何としても与りたいね、と娘と話していて「長崎にも申し込む?」と聞くと、
「なんで?長崎はダメだよ。長崎のミサは、長崎の人の為でしょう?」
ちょっと感動した。
その後、所属教会からの申し込み、とか、電話問い合わせ、とか、先着順、とか
長崎でのミサ申し込みは大混乱。
待ちに待ったパパさま。信者の方々がミサのお恵みに与れますように。
さて、長崎に遅れて、東京の申し込みも始まった。
信者が優先。先着順ではない。
娘とふたり分、申し込んだ。
東京でのミサは、平日の為、学生は参加できない、などのクレームが出ている一方で、カトリック系の学校が全校生徒で申し込むという話も聞こえてきた。でも、カトリック系の日本の学校で信者は1割にも満たなかったりする。学校側の気持ちはわかるが、それで古い信者の方が抽選にもれたとしたら、、、。
もし抽選に当たったら、娘は学校を早退してでもミサに与りたい、と言う。
いいわよ、試験中でもないし、、、
あら?学校、研究会の振替で、休みじゃないの!
これは、もう、当たるしかないよね。
とニッコリする娘。
長崎の人々、年配の信者の方々、、、
いろいろな人々に思いを寄せながら、ミサに与りたいと願う娘に、信仰の在り方を教えられた気がして、あたたかな気持ちになった夜でした。