明日のほうが きっとしあわせ

昨日より今日、今日より明日。子育て、進学、カトリック生活、仕事、趣味……。

当たり前

人が生まれる、というのは、当たり前ではない。

少子化不妊、虐待、、、

生まれた命に関する様々な事件があるたび、娘を出産した頃を思う。

 

ある程度の年齢になり、体が出来上がると、人は動物だから、命を生み出す能力が整う。

若すぎる年齢で、思いがけない命を授かる場合もあるが、晩婚化であったり、職業の都合で、妊娠を先延ばしにした結果、いざ産もうとした時に授からないこともある。

結婚して、すぐにほしいと思っても、願いがすぐに叶うとは限らない。

 

運良く?、妊娠したからと言って、月日が満ちれば、ポンと生まれるわけでもない。

そして、生まれてから、健康に大人になれるか、それもわからない。

 

幼い年齢の子供になにかあると「小さな命」と言うけれど

命には、小さいも大きいもない。

 

妊婦に「病気じゃないんだから」なんて言う時代もあった。

そう、病気じゃない。でも、だからこそ、大変なのだ。

だって、しばらくの間、体にふたつ心臓があるんだよ!

 

人が生まれることは、育つことは、当たり前ではない。

生きていくことも。

不思議な話だ。

人はいつか死ぬのに、それは当たり前なのに、生まれ、生きることは、当たり前じゃない。

 

私は、しっかり生きているのかな

ちょっと、そんなことを考えた。