願書提出
いよいよ、高校への願書を出す日がやってきた。
娘が希望したのは、最終的に、附属高等学校。
附属小学校、中学校に入学すれば、なんとなくそのまま行けるのではないかと思われがちだが、そうはいかない。
附属高等学校は1校、だがその下に、4校(S、T、K、O)の附属中学がある。つまり、限られた内部進学の椅子を、4校で奪いあうのだ。(近年、Oは中高一貫の形になり、附属高校への内部進学対象外である。)
都立高校が進学実績を伸ばし、更に学費も安いこと等から、附属に合格する力があるなら、都立、県立に、優秀な生徒が流れる、といわれている。
真偽はともかく。
そのせいなのかは、わからない。
でも、一期上の学年から、附属高校の内部試験は、私立や都立の推薦を飛び越え、大きく前倒しの1月初めとなっていた。
娘達は、1月6日に試験。8日の夕方に合格発表。そして中学の始業式が9日、という恐ろしい日程となったのである。
クリスマスも正月もない。
内部試験を希望する生徒だけが、願書、受験料の領収書などを揃えて、中学校に登校する日がきた。
娘が登校すると、びっくりした顔をする同級生もいたらしい。
都立だと思われていたのか
よほど成績が悪いと思われていたのか
カトリック系に行くと思われていたのか
そんなことは、どうでもいい。
あとは、盛り上がらないクリスマス、年末年始を、健康に過ごし、当日を迎えることが大切なんだから。
玄関には、マスクと使い捨てカイロ。
忘れたり、部屋に取りに戻るようなことがないように。