習い事、あれこれ
少子化だし、祖父母も若いとあって、いま、子供への投資は、すごいことになってるらしい。
私の実家は、私を認めてくれなかったし、娘の父親の実家とも縁がなくなって、わが娘に投資できるのは、このアタシだけである。
子どもが生まれると、ゴールは東大で、逆算して高校、中学、小学校、幼稚園を選ぶと聞いて、仰天した。
東大がゴールかぁ、、、。娘の父親、東大の院まででたけど、、、。
とにかく、お稽古事もすごい。
1週間、おやすみ無し!曜日によっては、お教室を梯子する。朝、ドリルやってから幼稚園に来る。
、、、、ムリ。私の経済的にも体力的にも、なにより、娘的にもムリ。
それでも、ちゃんと最後まで続ける、すぐにやめない、のなら、ひとつ、なにか習いに行こうか。
「バレエ」
え?(´-ω-`)
お友達、やってる子多いよね。
いくつか、見学に行った。
月謝、たっかーい!
5つくらいの教室を、何日かかけてまわったあと
「これじゃない」
はあ? (内心、ちょっと安堵)
迷うこと二年。
娘が選んだのは、タップダンスだった。
そして、約束通り、5年続けた。
ひと通りのステップが踏めるようになり、舞台も経験して、引越の都合で「引退」した。
小学校に入学してみて、びっくりしたのは、ほとんどのお子さんが泳げること。
スイミングは、全身運動にもなるし、人気のお稽古だ。小学校四年になって、娘が「プールで上級生の威厳が保てない」という。
一年生の方が、泳げるって、どういうことよ!、、、と。
ご縁のなかった某小学校では、六年生で遠泳があるため、入学と同時にスイミングスクールに行くと聞いていた。うちの学校は、別に泳げなくても構わない。ただ、水泳帽に、どれくらい泳げるかのラインがつくので、娘は、そこにも拘ったわけである。
私の予算の都合もあって、娘と約束をした。3ヶ月だけ通わせてあげる。泳げても泳げなくても3ヶ月で辞める。ずーっと習いたいものじゃないのでしょ?
3ヶ月後、娘はスイミングスクールを辞め、その夏、念願のラインを手にいれた。
そして、タップダンスを辞めるのと引き換えのように選んだのは「ハープ」
どれもこれも、東大とは関係なさそうだ。