相性(娘の塾の巻4)
資料をとりよせた塾が、もう1つあった。
無料で面談してくれる、とあるから、連絡してみようか、、、と思っていた。
それは古い古い老舗みたいな塾で、私が学生の頃からあった。
娘は、というと、名前は知ってる、と言う。
なんかさ、小学校や中学校の時にチラシ配っててさ、ペンとか消しゴムのオマケついてるから貰ったことあるもん。
あ、、、そう。
突然、出先で携帯が鳴った。
うーん、前回みたいに押しまくられるのかなぁ、、、。
「何にお困りですか?」
「英語が壊滅的なんですよ」
「ああ、数学タイプね~」
なんなの?この明るさ(//∇//)
次々聞かれる現状。
○○高校でしょ?そんなに困るかなぁ。内部?外部?
うちの高校のシステムもよくご存知だ。
とにかく一度きてください。
となった。
行ってみて、対応はよかった。
電話を掛けてきたのは塾長だったのだ。
娘は早速実力テストを受けたのだが、勿論良いわけはない。
どうでしょうか、と聞くと
「まず、理科選択は物理化学がいいでしょう。数学がいいからね。英語がよい子は物理より生物だったりするんだけど、君は物理がいいと思う。」
入れますか?
「英語はすぐ入れますよ」「理科はまだ講座が開いていません」「ただ、数学は、塾ではお嬢さんの学校より先にいるんです。中高一貫のスピードに合わせてますから。で、別に数学だけ他の塾でもいいんですよ。もし、うちでやるなら夏までに猛スピードでここまで終えて、夏期講習で合流する。それが一番いいと思います。」「うちは個別指導もしてるから、家で組んでもいいけど、高くつくからね。」
なんか親切だ。
テストを終えた娘にも、あっという間に採点を終え、
「間違えたここ、、」
「あっ!」
「だよね、あっ!ってわかってるんだからさ、本当はもう少し点数取れたんだよ」
なんか、、、前向きになれそう。
では、、、とビルを出た時点で、親としてはここにしよう、と決めていた。