明日のほうが きっとしあわせ

昨日より今日、今日より明日。子育て、進学、カトリック生活、仕事、趣味……。

苦手科目

娘は、誰に似たのか、理系を志望している。

中学での苦手な科目は、英語、社会、体育。

じゃ、得意科目は?と聞いたら、音楽と技術かなぁ~って

(´-ω-`)ちょっと~、それ入試科目じゃないよ~

 

得意かどうかはわからないけれど、数学は好き。点数は悪いけど?やっぱり理科は好き。

好きなら、なんとかなりそうな気がするし、国語は本が好きで漢字も好きだから、ある程度はとれる。

 

英語は、学校のテストは、ひたすら教科書を丸飲みする感じで、力ずくで対応した。

もう、丁寧にやってる時間がなかった。

 

さて、社会。

好きじゃないから、覚えられない。地理も歴史も公民も、全部興味がないんだから、突破口がない。

しかし、思いがけないことがおきた。

塾の定期実力テストで、成績上位の人は点数と名前が、全国共通の塾の冊子に載るのだが。

今から?というスタートだった塾なので、なんとなく恥ずかしくて塾に通い始めたことをまわりに言ってなかったくらいで、成績上位とか、我が家としては別世界に思っていた。

ある日、塾から電話。

冊子に名前を載せてもよろしいでしょうか。

耳を疑った。

「社会の成績が良かったので」

社会~?    Σ(゜Д゜)

 

そこから、娘の快進撃が始まった。

自分から、社会の特別講義(基礎コース)まで受けたいと言い出して、とうとう、点数を稼げる科目に仕上げてしまった。

 

娘が見つけてきた、この特別講義、3日間の基礎コースだったのだが、娘は「本当に行って良かった」と後々まで言っていた。

 

冊子に小さく名前が載る。それが下のクラスだろうが、たま~にだろうが、気分があがる。全国展開の塾だから、○○校という所属も載るので、「うちの○○校は人数少ないけど、結構載るんだよ!」と、愛校精神的なことまで言い出した。なにより、塾の友達は男女ともに仲が良かった。

「お前が自習室で勉強するなら、オレも行く!」みたいな部活のようなノリで、自習室は、満杯。

 

苦手科目克服は、なにがきっかけになるか、わからない。