相性(娘の塾の巻2)
近くに大手の塾が出来たことは知っていた。
授業型で、えいえいおー!的な(笑)
だから娘には向いてないと思っていたが、娘の行きたいと思う高校はいずれも難関で、ゆっくり本人のペースで~では間に合わない。
大手塾に面談に行った。
高いわ~
校長が、テストを受けてみて、と言ってくれて、、、結果は散々だった。
娘は、それほど乗り気ではなかったけど、ほぼ入塾を決めて帰ってきた。
理由は、「校長が明るかったから」
勉強、特に入試の勉強は苦しいものだ。
このままではダメだ!死ぬ気でがんばれ!
って、やる気になるんだろうか。
私立高校には、併願優遇とかいう、模試の結果などを要件として、仮押さえみたいなことができる制度がある場合もあり、インフルエンザなどのアクシデントで思うように受験できなかった場合の滑り止めがある。
もしかしたら行く可能性もあるのだから、どこでもいいわけじゃないし、ある程度、本人のプライドも保つ必要もある。模試の結果が芳しくなかった時、校長は言った
「偏差値が○○?ああ、大丈夫。数打てば取れるって」
娘は、その夏、朝から夜自習室が閉まるまで塾にいた。
個別の塾はやめた。
成績は伸びた。
個別が悪かったとは思わない。
ただ、こちらの方が相性がよかったんだと思う。
そして、校長が明るい は、我が家のキーワードになる。