親身という憂鬱2
これには、2パターンある。ザックリ分けて。
その1
ライバルを消せパターン
誰かを志願させなければ、自分の子どもが受かるわけでもないのに
「○○高は、やめた方がいい」とか
「なにが基準かわからない」とか
「進路が大変」とか
こちらが希望していると、予測を立てて、要するに「○○高校は、受けるな」というパターン。
じゃ、そちらは?
と切り返すと
「憧れの先輩がいるから仕方なく受けさせる」
なんて言ったりする。
その2
野次馬パターン
野次馬パターンは、少しバリエーションがある(笑)
ひとつは、自分の子どもが受けて落ちて、ちょっと怒ってるパターン
なんで、あの子が受けてウチが落ちたのかわからない。つまり、あの学校は見る目がない、と思っているから、変な噂が立つと真偽もわからないのに、騒ぐ。
もうひとつは、なにかの成功記憶があって「私に任せなさい」みたいなパターン
たとえば、自分のお子さんや知り合いが少々名の通った学校に合格したりして、自分も勝ち組(古い)だと思っている。
だから、聞きもしないのに、おたくの○○ちゃんなら、○○中学がピッタリ!とか。塾なら○○にすれば東大間違いなし!とか。
あげくに「○○学園ならご紹介できるわよ」と言ったりする。(裏口って意味かな(´-ω-`)
で、成績や本人の希望で、親もピリピリしてるのに、平気で「で、どこに決めたの?」と、大声。
恐ろしいことに
パターン複合型もある(笑)
どちらのお子さんも、日が過ぎれば進学したり就職したりする。
相談されれば、全力で、それこそ親身になってお答えしたい。
そして、やがて聞こえる結果を、黙って待ってあげるのが、いいのじゃないかな。