食べるということ
医療関係者やコロナに感染した方、その家族の方には申し訳ないが
ちょっと買い物に出たりして知り合いに会うと「食べることくらいしか楽しみがない」とか「ついそれほど必要でもない物をポチッと買ってしまう」とか
そんな話が多い。
家にいるのに、新しい洋服や靴。
運動量が落ちてるのに、毎食ガッツリメニュー。
スーパーやネットでお菓子を沢山。
近所の飲食店や居酒屋などは、昼から夕方まで、ランチボックスや一品料理のパックを売っている。
店を存続させる為に、必死だろうし、こちらも、時々、買ってみる。
買い物が出来るだけ幸せなのかもしれず
店が続けられるだけ幸せなのかもしれず
コロナがなければ、普通に食べていけるはずだった人々が、右往左往している。
そうだ、、、
私は(まわりの学生もみんな)学生時代、本当にお金が無くて、学食でお蕎麦に天ぷらを乗せるのは、勇気が必要だった(笑)
その後、十数年して、私はカトリックの信者になったわけだが、、、
食事の前と後のお祈り、、、おろそかにしているなぁ
「うちを基地にしたらいいよ」と、娘の学校帰りに不安がある我が家を支えてくれた珈琲店を見に行くと、「しばらくお休み。再開は未定」という内容の張り紙があった。
ああ、もっと早く見に来るべきだった。
当たり前のご飯や珈琲が、どれだけ幸せを運んで来たのだろう。
食事は、お腹だけでなく心も満たす。
天ぷらを乗せなくても。