長崎2
起きたら
窓の外は、雨と風
まあ、わかっては、いたけれどもー
朝食はバイキング。さすが長崎、朝から皿うどんを食べる娘、、、。
近くの三年前に体験した、ガラス工房を訪ねたが、修学旅行の生徒さんでごった返していて、残念ながら今回は体験出来なかった。
雨も風も強いけれど、また、坂道をのぼる。
ここまできて、素通りはないよね、と大浦天主堂へ。
「サンタマリアの御像はどこ?」
長い迫害、殉教、沈黙の末、信徒発見の場所となった大浦天主堂。
そのニュースは世界を驚かせた。
プチジャン神父は、今も大浦天主堂の地下に眠る。
マリア像の美しいこと、、、。
前回も思ったが、神父、シスター、信者、未信者、沢山の人々が来て、帰って、時は流れた。その流れの先に今私達はいて、また時が流れる。まるで、ひとつの道のように。
過去、現在、未来へ、時は流れても、ここに天主堂があり続けるのは、不思議で、有り難たい。
資料館を抜けて戻ろうとしたら、、、
なんか、、、きれいになってるし、お土産物がいっぱい並べてあって、、、
うーん、、、
世界遺産になって、観光地色が強くなり、少し淋しく少し苛立つ気持ち。
貴重な文化遺産を保存するには、観光からの収益も必要だ。
でも、もう少し、信仰への配慮がほしいかな。教会は祈りの場。撮影は、基本的に禁止だし、世界遺産の古い教会は撮影で傷むことも心配だ。
撮影禁止の札の前で、ピースで写真撮影には、もう「バカなの?」と言いたくなる。
門の近く、敷地内に「オラショの店」
シスターがひとりで店番をしてらした。
修道会のことなど、少しお喋りして、娘は自分へのお土産に、シスター手作りのロザリオストラップを買った。
坂道の途中で、ステンドグラスソフトクリームを食べた。
美味しかった。