明日のほうが きっとしあわせ

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質のよい成績

娘の中学では、成績表は10段階。

5段階に換算して、受験の時には内申がでる。

10段階から5段階になおすんだから、2段階刻みに思うけど、ちょっと違う(笑)

さすがに10は、各教科、学年に3人くらいしかつかない。

10~8が5       7が4       6と5が3      4と3が2

となる。

しかも、これは、私立や都立、県立に出す内申だ。

 

娘の通っていた国立の大学附属の中学生は、希望すれば、附属高校の受験が許される。

そう、希望すれば。

あらかじめの足切りはない。

オール5でも、オール1でも、受験の権利はある。(受かるかどうかはともかく)

一般の入試のはるか前に、附属中学からの入試が行われ、合格したら、勿論、辞退はできない。そして、この入試で失敗しても、一般で受け直すことは出来ないし、借りに私立を第一志望にして落ちたからと言って一般入試に出願も出来ない。

チャンスは、この内部試験と呼ばれる一度しかない。

 

さて、その内部進学の内申は、5段階どころか、10段階でもない、もっと細かい計算による。

10が100とするならば

9は、90~99

8は、80~89

というように、同じ9に見えて、実は10に近いものから8に近いものまであるのだ。

この計算で、附属高校には内申がいく。

附属高校を受けると決めた時、担任が「質のよい内申をとるように」と言ったのは、こんな意味があった。

内申による学内順位も、中学三年では知らされる。だいたい20番台とか、一桁ですよ、とか。

娘は、とうとう、苦手な体育は5段階の4で受験を迎えることになったのだが、内申オール5の同級生より、伝えられた順位は上だった。

同級生の10段階はわからない。でも、たとえば、彼女が8の多いオール5であったり8に近い9だったりしたら、娘が体育は7であっても、質のよい9や10を持っていたら、、、、順位はひっくりかえるのだ。

この順位は、内部試験に通るかの、ひとつの目安になる。

 

あとは、、、当日、どれだけ点数をとるか。

娘は、相変わらず静かに、当日を迎える。