長崎 永井隆 平和
今日の夕方の便で、長崎に向かう。
一番の目的は、娘が興味を持った大学のオープンキャンパス。
そして、高校で研究課題としている永井隆博士の現地調査だ。
世の中、SNSによる便利、危険、のニュースが後を絶たないが、今回はよい方に作用して、ある神父様を間に、長崎在住のカトリック信者の方Mさんとお目にかかる機会を得た。
同じ信仰を持つ者として、彼女の日々の投稿に感心や感動を覚える私は、今回、実際にお目にかかれることをとても楽しみにしている。
長崎大学は、娘が進学する可能性は、、、、低い。
レベルが高い。
なにしろ遠い。
もし、進学すれば、10年近く東京に戻れないだろう。
それでも、行ってみよう というもうひとつの理由は、やはり永井隆博士である。
永井隆博士は、長崎大学の医学部棟で、原子爆弾による被爆。その後は、亡くなるまで、いや亡くなった後まで、医学博士、医師、随筆家、父親、カトリック信者、、、として、多方面に、世界に、影響を与えた。
永井隆博士は、元々長崎の人ではない。
生家は、島根県の山あいにある。
私と娘は、島根県の生家、記念館を訪ねたことがあるのだが、島根の方に「出雲大社へは行かれましたか?」と聞かれ「はい。永井隆記念館にも行って来ました」と答えると「?」という顔をされることが多かった。
一方、長崎では、若い人はわからないが、私のような半世紀以上生きた人は、知っているのではないかしら。
Mさんには、永井隆博士のことを娘がインタビューする予定だ。
週末には選挙がある。
憲法9条に絡む論争が続く日本
10代の娘が、長崎、永井隆博士を研究する過程で、平和について、どう考えてゆくのか
見守りたい、と強く思う。