レタスと大根
中学一年にちょっと戻る(笑)
娘の中学は、小学校から内部進学した約80名に、中学受験で新たに入った約80名の160名、4クラスになる。
小学校では、クラスに「お笑い係」とか「イベント係」とか、よくわからない係があったけれど、中学では、普通な感じ(笑)になる。
総務委員という学級委員から、各教科の係などが選出される。
娘は、本が好きだからと、まず図書委員に手をあげたが、アッサリじゃんけん負け。
そこで、手芸や工作が好きだからと、技術家庭科係になった。
これが、結構、ツボだったらしく、結局、前期後期、前期後期、前期後期、つまり三年間、技術家庭科係をした。
いろいろな連絡事項の確認に、他の係より動く。だって、先生二人いるから忙しい。
家庭科は、裁縫は得意でも、調理がだめで、成績はばらついていた。ただ、大根を麻袋で育てたことがあり、これは楽しかったらしい。収穫の日は、生徒が制鞄であるリュックから大根の葉を揺らしながら帰宅するって展開。
ま、美味しくいただいたわけですけれど。
一方、技術はすべてが楽しく、大好き。一年で製図をしっかり学び、二年で設計、三年では自ら設計組立をした装置で、生徒は、レタスを育てる!
こちらも、美味しくいただいた。
生徒会や委員会などをやると、高校受験の時、加点になる、、、という話をちらほらと耳にしたし、実際、必死で立候補する生徒も結構いたようだ。
厳しい運動部を三年間続けると加点という話もあった。
加点か、、、
今更ですが、加点より素点だよね。
第一、娘の受験には加点制度は無かった。
ちなみに、私立の一部の高校では、生徒会長や部長、英検などの資格が内申に加点される場合もある。
うちは、加点とは縁が無かったけど、他の用事で行った技術科室で「レタス見に来たの?」と言われ、違うって言ってるのに、レタスの前まで連れて先生と並んで眺めたり、雪の降るなか、家庭科の先生と朝から二人で(誰も来ないから(´-ω-`)大根を抜いたり、、、、じゅうぶん係を満喫したんだから、いいんじゃないかと思う。
だって、美味しかったし。