灯
全四回のドラマが終わった。
最終回は、涙がこぼれそうになった。
安克昌先生の「心の傷を癒すということ」という本が原作、とのことだったが、安克昌先生の人生のドラマだから、(読んでないけど)本の内容より、遺族や後の取材からのドラマだったのだろう。
安先生が、どれほど優秀な精神科医だったか、どれほど神戸の人々に貢献したかは、ググれば出てくる。
人に寄り添うことの大切さを説いた安先生。
寄り添うのは、物理的なことだけでなく、暖かい愛が必要だ。
ドラマでは、安先生が亡くなる2日前に生まれた三人めのお子さんに、先生は「灯」(あかり)という名前をつけられた。
灯
それは、暗く寒い世界を照らすもの
暗いと文句をいうのなら、すすんで灯りをつけましょう
そうは言っても、なかなか出来ないものだけど
安先生は、医学博士としてPTSDの研究と治療への道筋を作り、震災で被災した人々の救護にあたり、39才の若さでこの世を去った。
暖かな灯を、遺して