白い巨塔
山崎豊子の作品である。
実は私の山崎豊子イチオシは、別の作品だけど、白い巨塔も素晴らしい作品だ。←偉そうですみません。
今回はテレビで5夜連続。
1978年のドラマは、再放送で見た。
里見修二を山本学
原作に一番忠実な映像だったと思うし、全体的に大人のドラマだった気がする。
映画化もされたようだ。
2003年には
里見修二を江口洋介
財前五郎は肺がんで死去。
原作の胃がんではなかった。
今回は
里見修二を松山ケンイチ
全体的に若々しく、財前五郎の死因は、発見された時は手遅れのケースが多いすい臓ガンだった。
時代にあわせて、医療も進歩させてのドラマ。
だけど、5回じゃ、ムリだったかな。
財前五郎に子どもがいなかったり、いろいろ工夫してあらすじを削ってあったけど。
いろいろ配役に不満の批評が多いみたいだけど、私は、今回の配役では、松山ケンイチが一番よかったと思う。
原作や今までの展開と違って、里見がガンセンターで研究者として生きていくのも。
また、原作を読みたくなった。
山崎豊子、おそるべし。