金曜日の美術館
仕事の帰りに、上野へ出た。
お目当ては、金曜日の夜、美術館の夜間開館だ。
会期がそろそろ終わるので、混んでいるのを承知の上だったが、本当に混んでいた。
まず、ムンク。
ムンク、といえば、叫び。
我が家には空気を入れて膨らませる空気人形の特大と小さいのがあるけれど、叫びの本物が見たかったのと、あとはグッズが買いたくて出かけたのだが。
私は、ムンクを知らなすぎた。
ムンクは才能溢れる天才画家だった。
初期の作品は、優美なタッチなのだが、叫びに通じるマットなタッチと色彩に一気に変化して、その後は、更に洗練されていく。
叫びは、印刷物などでは到底再現出来ない素晴らしい色彩で、100年前から今現在も時代の先端にいる作品だ。
吸血鬼など、モノクロの作品も、素晴らしかった。
見に来て良かった、、、。本当にそう思える展覧会だった。
美術館を出ると、まだ6時過ぎなのに、すっかり夜。
欲張って、覗いたルーベンス展の話は、また今度。
美術館でのお楽しみは、これ。