小学校受験13
インフルエンザで寝ている娘。
以前、二人でインフルエンザになり、38度の熱を出している娘を38度の私がおぶって病院にいったことがある。あの二の舞はごめんだ。朝から晩まで、寝る時もマスクをした。
三食、おかゆ。
受験を思い立ってから、半年近く、緊張も興奮も抜けて、なんだか「もう仕方ない」みたいな気持ち。
そろそろ幼稚園にも行っていいよ、と小児科に言われそうだし、いよいよランドセル選ばないとね、と考えていた。
そんなある日の朝のこと、電話が鳴った。
娘は、布団からこちらを見ている。
「こんにちは!私は◯◯大学附属◯◯小学校副校長の△△です。この度は、ちょっとした数字のいたずらで、お待ちいただいたのですが、◎◎さん、我が校にいらっしゃいませんか?」