賢者の学舎
これ、漫画です(笑)
防衛医科大学校の漫画で、面白いと聞いていたのですが、知人から商品券を(娘が)いただいて、5巻大人買いしました。
学費がただだから、ここしか合格しなかったから、親に反発して、、、などさまざまな理由から防衛医科大学校に入学した若者達が、防衛医科大学校伝統のアイロンかけや掃除、勿論勉強も、そして防衛大学校の学生や自衛官達と訓練を共にしながら成長していくストーリー。
端からみたら、冗談のようなアイロンかけで背中に「根性線」が入ってないとやり直し!など、面白おかしい部分もあるのですが、、、自衛官と担架を使った訓練をするシーンがあります。
少々運動会気分の医学生。
最後に自衛官が問いかけます。
「いかがでしたか?全力でやりましたか?」
そして
みなさんが今日使った担架は、実際に震災の時に我々が使ったものです。生存者よりご遺体をのせることが多かったのですが、亡くなった方々は声を出せないだけで、早くご家族の元に帰りたいだろうと。ですから早く、なるべく揺らさず傷つけないよう思いを込め活動致しました。と言うのです。
訓練はただの体験ではないと思い知らされる医学生。
この人達も、僕たちは将来診るんだ、と目付きが変わります。
自衛隊について、いろいろ言う方々がいて、私は難しいことはわからないけれど。
人の為に尽くす尊さが、自衛官や医官の胸にはあるのではないか、と思ったりするんだよね。
たまには、漫画も悪くない。