小学校受験2

ネットで調べたところ、当時住んでいたマンションから、受験が可能な国立大学附属の小学校は4校あった。いずれも娘の憧れの「制服」だ。

まず、困ったことがあった。学校の説明会は、子ども同伴が認められないのだ。

私の場合、夫、義父母、実家、すべてを頼りにできないから、近くに住む私の高校時代の友人などに無理を言って娘を預かってもらった。遠くの親戚より近くの他人と言うが、遠くの友人も「なにかあればいくから！」と言ってくれた。

私がひとりで育ててみせる！と大見得をきっておいて、全然ひとりじゃ無理だった。

友達って、ありがたい。涙がでた。

そして、近くに新しいお受験塾が出来たというチラシをみて、電話。幼稚園や小学校を受験する為に、ベビーの時から月に何万、いや何十万もかけて準備するご家庭もあるときいて、私は焦っていた。とりあえず、「体験」を申し込んで娘と出掛けたら、、、。

綺麗で押しの強い感じ(ごめんなさい)のお姉さんが

「はい、国立をご希望なんですね。では、今までどちらかでお勉強はしましたか？」

いえ、こちらが初めてです。

しばし沈黙。

そして、これまた衝撃の一言を浴びるわけ。

「今からですか？」