明日のほうが きっとしあわせ

昨日より今日、今日より明日。子育て、進学、カトリック生活、仕事、趣味……。

コロナが壊す

最近知った単語にきょうだい児というのがある

このところ、世の中は、コロナとワクチンに関する単語であふれている

我慢できない

なんとかしてほしい

問題は新しいウィルスなのだから、映画みたいにスーパーマンとかパスターズが、たちどころに退治してくれたりはしない

でも、いつかは新薬が出来て、解決に向かうはず

それまで医療機関が、医療従事者が、もてばいいけど

 

医療関係の記事を読むうちにみつけたのが、「きょうだい児」である

これは、何らかの障がいを持つこどもの兄弟姉妹を指す

大人と言われる年齢であっても使われるらしい

 

昔、私がある程度の年齢になった時、母が言った

親戚との縁談はダメ、血が近すぎるから

私の家系は、華族さまではないはずだが、ようは華族以外とは結婚は考えられない的な歴史があったらしく

これ以上血が濃すぎると異常者がでる、と、母は恐れたのだろう

そんな母だから、親戚でなくとも、私の結婚相手はある程度調べる、とも言っていた

本人だけでなく兄弟姉妹もだ

 

たぶん、私の縁談が、きょうだい児なら、母は許さなかったわけである

 

義父母、養父母からの虐待は、逆に血の繋がりがないが為のようにも見受けるけれど、実父母からの虐待も、悲しいかなニュースなどでしらされる現実

親に長生きされても、子どもは、いつか親から解放される

しかし、兄弟姉妹に所謂障がい者がいる時、情があればあるほど、いつまでもしばられてしまうのが、きょうだい児なのかもしれない

それを理由に、自分の人生の選択も狭くなるだろう

 

コロナで、いよいよ、救急搬送や入院が間に合わない現実がある

 

家族やきょうだいの我慢や努力で、なんとか賄ってきた家庭の図式

ストレスや失業や在宅で、いままでなかった虐待などが起こり得る家庭の図式

 

ストレートに、感染して死亡するだけでなく、家庭も医療も、コロナが壊していく