オペラ
急に行けなくなったオペラのチケットを、友人が譲ってくれて、思いがけずサントリーホールへ。
楽しい演奏会だった。
教会で親しくなったご家族のお出掛けに、そのひとりが都合が悪くなったので、「嫁」が座るべき席に、なぜか他人のアタシ(笑)
でも、ホールの前で待ち合わせ、少しのお喋り、休憩時間はそれぞれ、帰り道は駅までご一緒して、、、ほどよい距離感で、上質の接待を受けた気持ち。
見習わなくては、、、。
さて、ジョナサン・ノット。
名前は聞いていても、初ジョナサンだったし、急なお誘いだったし、演目はフィガロの結婚だったから、ノー勉で、出掛けたわけですが、、、
舞台に登場しただけで割れんばかりの拍手。若々しく、タクトを振り、チェンバロを弾き、まるで登場人物のようなジョナサン。
人気の理由がわかる。
オケは、最初の音で、「お!」と思う円やかでエレガントな演奏だと確信。
第一ヴァイオリンが暴れすぎかと思ったけれど、結果、問題なし。
休憩は一度だけだが、疲れを感じない見事な演奏会だった。
歌手のレベルも高く素晴らしかったけれど、やはりジョナサン・ノットあってこそのフィガロの結婚だった。
帰宅してから、検索して、ジョナサン・ノットが、自分と同い年だと知る。
がんばろう、、、アタシ。
音楽に限らず、芸術は人生を豊かにするなぁと、改めて思った、平成最後の冬の日。